双子浜というのは、 鹿児島県枕崎市にある海岸です。

まくらざき探検隊が発掘し、発信している観光名所です。
長瀬

長瀬(ながせ)というのは、海岸から砂州や岩礁が長く沖まで伸びている地形のことです。

仁田浦海岸の長瀬は、結凝灰岩の奇岩岩礁です。

仁田浦海岸では、双子浜の長瀬が最も沖へ長く伸びています。

双子浜には、 長瀬をはさんで2つの砂浜があるためその名がついています。

ただし、双子浜に長瀬が現われるのは干潮時です。

干潮時がおススメ

双子浜には、 指宿市の開聞岳から枕崎市の立神岩まで180° の海が広がります。

運が良ければ、 遠くに三島村の三島 (硫黄島・黒島・竹島) や屋久島が見えます。

広がる岩礁と白浜の景色が印象的な海岸です。

干潮時の潮位が52cm以下の時に訪れると、先の方まで長瀬がみえるのだそうです。

訪れた日は干潮でしたが、潮位が91cmだったので、長瀬の全容をみていません。

ちなみに満潮時には、長瀬の大半が水没します。

2つの浜

みどころは長瀬だけではありません。

長瀬を中心に2つの白浜が広がる、まさに双子浜です。

東側の白浜の先が開聞岳です。

西側の白浜の先が立神岩です。

ステキな絶景を見ていると、時間が経つのを忘れます。

そして、真下を見ると自然の造形美と、自然の生物の宝庫です。

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双子浜は昔からあった浜辺なのですが、まくらざき探検隊が発掘し、人が訪れ始めたのは最近です。
まくらざきのまち歩きガイドなどを行う観光ボランティア団体
枕崎市の人知れず埋もれている自然や史跡などを再発見し紹介している
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そのため道路や駐車場が整備されていなかったりします。

しかし、道標が建てられているため、白浜の洞門を目印にすると、訪れるのはそう難しくありません。

なお車で訪れる際は、軽自動車か小型車がおススメです。

場所 鹿児島県枕崎市仁田浦町

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