連続首吊り木というのは、鹿児島市のある公園内にある大木です。
複数の人が首吊り自殺を遂げた木とされています。
下半身だけの霊
昔から日本では幽霊には、足がないといわれることがよくあります。
そのため幽霊の絵というと、足が描かれなかったりします。
また、ドラマやマンガなどで、本当に幽霊がどうか判断するとき、足があるかどうか確かめたりする描写もよくみられます。
ところが、連続首吊り木周辺で目撃される霊は、下半身だけしかないといわれています。
どういう経緯で、下半身だけの幽霊が現われるのか知る由もありません。
一説では、首つり自殺後長い間発見されずに、上半身と下半身が別れてしまったためともいわれています。
連続首吊り木の特定
連続首吊り木の場所は、慈眼寺公園のさくら広場から、さらに山奥へ進んだ場所にあるとされます。
さくら広場から先へ進んでみると、和田川沿いは遊歩道として整備されています。
しかし、晴れた日の昼間でも光が届かないほど木々が茂っています。
遊歩道沿いには多くの大木があります。
霊感のない私には、いったいどの木が連続首吊り木なのか全くわかりませんでした。
なぜ同じ木で首吊りが?
慈眼寺公園は名称からもわかる通り、飛鳥時代からあった仏教寺院の跡にできた公園です。
慈眼寺は、明治時代の廃仏毀釈で、半ば破壊されるように廃寺となっています。
何か因縁があるとすれば、慈眼寺に眠る仏さんが影響している可能性はあります。
そもそも、これだけ多くの木があるのに、なぜ特定の木で首吊りがあるのか考えてみました。
- 木の高さや太さが紐を吊るすのに最適
- 木そのものが何か悪い気を放っている
- 木が因縁のある場所に生えている
考えたところで真実はわかりません。
出した仮説は「何か不思議な力が働いている」ということです。
場所 鹿児島県鹿児島市下福元町
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