武岡トンネルは、鹿児島市武3丁目にある一般道路トンネルです。
鹿児島市街と、鹿児島インターチェンジを隔てるシラス台地に造られています。
心霊スポットうわさされるのはなぜ?
武岡トンネルが心霊スポットとうわさされ始めたのは、トンネル内で自ら命を絶った方がいたためとされています。
その方法は、交通量が多いので飛び込みかと思いきや、首つりといわれています。
以来、トンネル内で事故が起きると、霊が事故を誘発したとうわさされるようになります。
高規格なトンネルで、スピードが出せる上に交通量が多い場所です。
当然、事故が起きる確率は高いと考えられますが、うわさはそれだけにとどまりません。
墓地と神社
武岡トンネルは墓地の真下を通っています。
この墓地に霊が眠りを妨げられ、交通事故を誘発しているのではないかともいわれています。
それに市街の入口には建部神社があります。
武部神社の真下を武岡トンネルが通過しています。
これもまた、神さまの祟りで交通事故を誘発しているといわれています。
トンネル内で、タバコの吸い殻のポイ捨てや空き缶のポイ捨てをすると神仏が怒り、事故に遭うともいわれます。
まあ、ポイ捨てはトンネル内でなくても罰が当たりそうですが・・・。
建部神社というのは、鹿児島市武にある神社です。 近江国(現在の滋賀県) 一之宮・建部大社を勧請した神社となります。 由緒 建部神社はもとをたどれば、子根占(こねじめ)郷(現[…]
交通量の多いトンネル
高岡トンネルは国道3号線のバイパストンネルで、全長は1.5kmに及びます。
武岡トンネルの役割は、鹿児島市街と九州自動車道を結ぶだけではありません。
指宿スカイラインと鹿児島市西部のベッドタウンと市街を結びます。
そのため、交通量はものすごく多く、渋滞することもあるのが特徴です。
武岡トンネルの開通は1988年(昭和63年)です。
完成後も、交通量の増加から渋滞が恒常化していました。
2013年(平成25年)には、武岡トンネルに並行した新武岡トンネルが完成しています。
その後も、交通量は増え続けています。
鹿児島市民だけでなく、鹿児島市を訪れるに方にとっては重要な交通施設です。
まとめ
武岡トンネルは、お墓や社地の真下を貫通しています。
漠然と入ると、交通量の多さと分岐標識の見落としから事故を誘発するのかもしれません。
恩恵に感謝して敬意を持ったうえで、適度な緊張感をもって通行することをおススメします。
場所 鹿児島県鹿児島市武3丁目
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