早水神社は、 宮崎県都城市の早水公園にある神社です。
![早水神社 社殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
池の水で顔を洗うと、美人になると伝わります。
早水公園
![宮崎交通 早水公園バス停](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
早水公園は、早水神社の周辺を整備して造られた都市公園です。
![早水公園の遊歩道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1日8,000㎡の湧水からなる、早水池にはアヤメやショウブ・アジサイなどが植えられています。
![早水公園 紫陽花の池](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
それもそのはず、前身は1957年(昭和32年)に整備された、都城市立植物園です。
![早水公園 東屋にいた鳥](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1969年 (昭和44年)から、都市公園として整備されることになります。
![早水公園 多目的広場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
現在はスポーツ施設や文化施設も集まる大きな公園です。
![早水公園 紫陽花の池](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
早水池は6つの池から成ります。
![早水公園案内図](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鷹取池 |
釣鐘池 |
髪長媛池 |
花の小池 |
紫陽花の池 |
紫の池 |
![早水公園 鷹取池](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご祭神
![早水神社 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
主祭神は3柱です。
![早水神社 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
- 髪長媛
- 応神天皇
- 諸県君牛諸井(もろかたのきみうしのもろい)
![早水神社 髪長姫](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
髪長媛は、諸県君牛諸井 (もろかたのきみうしのもろい)の娘です。
![早水神社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
応神天皇に召されますが、あまりにも美人であったため、皇太子の仁徳天皇の皇太子妃となっています。
![早水神社 社殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
相殿として3柱がまつられます。
![早水神社 祭神の石碑](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
- 神功皇后
- 玉依姫
- 早水天神
![早水神社 手水舎](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
由緒
![早水神社 鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
創建年代は不明です。
![早水神社 参道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
都城島津氏の崇敬が厚く、1543年に北郷忠相が再興しています。
![早水公園 髪長姫池](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご祭神である髪長媛の出生地といわれ、早水池の水を産湯に使ったと伝わります。
![髪長姫の泉水 説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
髪長媛は、早水池の水を飲んだり、顔を洗ったりして育ちました。
![早水公園 髪長姫池](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
そのため池の水で顔を洗うと美人になるといわれています。
![早水公園 池の水は飲めません](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
また、縁結びのご利益があるとされています。
![早水神社 参道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
早水観音堂
![早水神社 早水観音堂](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
参道の早水観音堂には、観世菩薩像が安置され、地元では「おなごかんさぁ」とよばれています。
![早水神社 早水観音堂](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
早水神社の神護寺であった「神宮寺」にまつわる仏像は、廃仏毀釈で焼却されてしまいました。
![早水観音堂](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
のちに住民の強い要望で、再建されたものです。
![早水観音](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
縁結びと安産にご利益があり、早水神社の髪長姫といっしょにお詣りすると、その効果がアップします。
![早水神社 早水観音堂の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
沖水古墳
![沖水古墳](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
参道途中にある小山は、沖水古墳です。
![沖水古墳](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
大正時代までは、周辺にたくさんの古墳がありましたが、開発によってそのほとんどがなくなっています。
![沖水古墳の紅葉](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
唯一残されたのが、 沖水古墳です。
![沖水古墳の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
詳しいことはわかっていませんが、墳丘からは中国製の鏡や玉石が発掘されています。
![髪長姫橋](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
池之大王神社
![早水神社 池之大王神社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
髪長姫池橋の近くにある池之大王神社は、髪長姫池の水源にまつられたものです。
![早水神社 髪長姫橋](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
- 武御雷之男命(たけみかずちのおのみこと)
- 楠河内乃神(楠木正成公)
- 精矛厳健雄命(くわしほこいずたけおのみこと・島津義弘公)
![髪長姫橋](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
3武神がまつられることから、スポーツや勝負事にご利益があるとされます。
![早水神社 池之大王神社の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
早水馬頭神社
![早水神社 早水馬頭神社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
本殿と右となりの石祠は、早水馬頭神社、ご祭神は保食神(うけもちのかみ)です。
![早水神社 早水馬頭神社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
本来は早水村の馬頭観音だったのですが、廃仏毀釈を経て仏教的な装飾はなくなっています。
![早水神社 早水馬頭神社の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
牛馬の神さまとして知られ、2000年(平成12年)の口蹄疫発生時は、県内外から多数の参拝がありました。
![早水公園 鷹取池の石橋](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
まとめ
![髪長姫池](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
早水公園を散歩中の方が、 「早水には昭和時代にはたくさんの釣り堀があった」 といわれていました。
![早水公園のコイ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
パチンコなどの娯楽施設ができたことで、 釣り堀がなくなったとのことです。
![早水公園のコイ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
また、道路整備が進んだことで、釣り好きな人は海へ行くようになったとも・・・。
![髪長姫池](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
早水の池周辺は、時代を追って変わっていきましたが、今も昔も清水がわき続けています。
![早水公園のカモ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
目的は変わったとしても、人は水のあるところに集まるのでしょう。
![早水公園 釣鐘池](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![早水公園 香りの広場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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