指宿駅は、鹿児島県指宿市にある、JR九州指宿枕崎線の駅です。
駅前をひとまわりするだけでも、観光気分に浸れます。
足湯
知っていないと読めないような地名を、難読地名とよんでいます。 霧島市 竹子(たかぜ)入口交差点 地元民なら難なく読める地名も、よそから訪れた人にとっては超難問です。 肝付町 平後園(へごぞん)バス[…]
指宿というと、初見ではなかなか読めませんが、「いぶすき」と読みます。
江戸時代までの指宿は、高温の噴気が噴き出す湿原が広がる、危険な場所とされていました。
しかし、一部では浴用に使用されています。
数メートル掘るだけで温泉が出るため、明治時代以降はたくさんの泉源が開発され、特に砂むし温泉で有名な一大温泉地になっています。
指宿温泉郷にちなんで、指宿駅前には足湯があります。
指宿のたまて箱
指宿駅は、JR九州の観光列車「指宿のたまて箱」の目的地です。
連携する 「いざぶろうしんべい」 や 「隼人の風」 が運休になってしまいました。
対して鹿児島中央駅~指宿間駅の「指宿のたまて箱」は乗車率高めの人気列車です。
1日3往復しますが、予約が取りにくい状況が続いています。
通称 「いぶたま」と略してよばれています。
駅前にあるポストは、運行10周年を記念した「いぶたまポスト」で、縁結びや絆を深めるご利益があるとされます。
たまて箱というのは、あの浦島太郎が空けた竜宮城のおみやげです。
竜宮伝説
指宿には竜宮伝説が伝わり、駅前には竜宮城のオブジェがあります。
長崎鼻
長崎鼻は、浦島太郎が乙姫と出逢い、竜宮城へ旅立った場所とされます。
海ガメの産卵地でもあり、伝承は真実を帯びます。
竜宮神社は、鹿児島県指宿市にある神社です。 竜宮伝説は全国各地で語り継がれていて、各地に竜宮神社が点在しています。 この記事は、薩摩半島の最南端となる長崎鼻にある竜宮神社について[…]
枚聞神社
枚聞(ひらきき)神社には、代々宝物として伝わる、本物の玉手箱があり、実際に見ることができます。
枚聞(ひらきき)神社は、鹿児島県指宿市にある神社です。 薩摩国の式内社であり一の宮となります。 枚聞神社のクスノキ 枚聞神社の駐車場は、鳥居の前にあります。 […]
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