一勝地阿蘇神社は、森林が87%を占める村の土地柄からか、そう大きな敷地ではありません。
にもかかわらず、参拝される方の多い神社です。
というのも、受験や大会の必勝祈願のために、各地からお参りに来られるためです。
一勝地
地名に「勝」という字が入る、とても縁起の良い地名です。
名前の由来は、すでに「一勝地駅」の記事で書きましたので割愛します。
一勝地駅の記事はこちらです。↓
一勝地阿蘇神社
807年の創建といいます。
国宝、青井阿蘇神社が806年創建ですので、ほぼ同時期ということになります。
ご祭神はおなじみの阿蘇三神です。
1913年(大正2年)には、大山祇神(おおやまつみ)九体と弥都波能売神 (みづはのめのかみ)が合祀されています。
球磨村の村社となっています。
一勝地という縁起の良い土地柄、遠方からの参拝者も多くいらっしゃいます。
「地に足をつけまず一勝を」ということで、受験や部活の大会をひかえた学生さんや、親御さんが特に多くいらっしゃってます。
一勝地駅で買った入場券や焼酎を持ってお参りすると、ご利益が2倍にも3倍にもなるといわれています。
福鈴
なでるとパワーをもらえる福を呼ぶ鈴です。
願い事を想いながらなでると、願いがかなうかもしれません。
天狗さま
球磨村では、三ヶ浦という地区に天狗山という山がありますが、何か関係あるのでしょうか?
まあ、山の多い地区には天狗伝説がつきものです。
天狗は山の守り神、ひいては神社や寺院の守護神となっていることが多くあります。
おそらく、一勝地阿蘇神社の守護神なのだと思います。
狛犬
鳥居よこの狛犬さまは、少しお怒りモードのようです。
見方によっては笑っているようにも見えます。
社殿よこの狛犬さまは、かしげた首の角度が愛おしい感じです。
庚申塔
鳥居のとなりには、天蓋つきの庚申塔があります。
銘文から、1665年に建てられたものであることがわかります。
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