薩摩高城駅(さつまたきえき)は、鹿児島県薩摩川内市にある、肥薩おれんじ鉄道の駅です。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
かつては鹿児島本線の無人駅でしたが、最近は周辺が開発され観光列車の停車駅となっています。
湯田口海岸
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 湯田口海岸](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
湯田口海岸は、薩摩高城駅の海沿いにある海岸で、薩摩高城駅を通らないと行くことができません。
![湯田口海岸の元海水浴場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
湯田口海岸は、かつては海水浴場でした。
![湯田川河口](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
海水浴場がある当時は、シーズンになると摩高城駅はとても混雑していました。
![湯田口海岸](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
白砂と青い海がとても美しい海岸ですが、浅瀬が少なく潮の流れが速いので、現在は遊泳禁止になっています。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 湯田口海岸](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ハートロック
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 ハートロック](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
湯田口海岸から見える岩のハート型のくぼみがある岩を、ハートロックとよんでいます。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 ハートロック](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
意中の人のハートをロックします。
![湯田口海岸のハートロック](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
放ちの鐘
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 放ちの鐘](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
放ちの鐘は、藤川天神にまつられる、菅原道真公の伝説にちなむ鐘です。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 写真撮影用の看板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
藤原時平の陰謀で太宰府に左遷された道真公は、迫る刺客から逃れるためにさらに南下しています。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 湯田口海岸への道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
お告げのあった湯田口海岸の洞門で、鈴を鳴らすと潮が引き不要なものは沖へと消えました。
![湯田口海岸 ハートロックと放ちの鐘](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
身軽になった道真公は、山を越え東郷の藤川で天神さんとなられたという伝説があります。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 ハートロックと放ちの鐘](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
いつしか、放し事を引き潮時に念じれば叶う聖地となっています。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 ハートロックと放ちの鐘](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご利益は、放し事・捨て事・絶ち事・縁切りなどです。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 放ちの鐘の説明板](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
となりどうしに配してありますが、ハートロックとは一線を画す鐘です。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 放ちの鐘](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
東シナ海に一番近い駅
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 駅名標](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
薩摩高城駅は、1952 年(昭和27年)に開駅したときは、駅舎もあり有人駅でした。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 1番ホームの待合所](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1963年(昭和38年)に無人化され、1976年(昭和 51 年)には駅舎も撤去されています。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 跨線橋](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
海水浴場が廃止された後は、砂浜や砂防林が荒れてしまいました。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 2番ホーム](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
2013年(平成25年)から、おれんじ鉄道の社員により駅周辺が整備されています。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 開発ものがたり](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
その様子を撮影した写真を、2番ホームの待合所で見ることができます。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 社員により開発された湯田口海岸への道](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
砂防林の中にある海岸への道も、社員によって造られています。
![湯田口海岸](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
現在は「東シナ海に一番近い駅」というキャッチフレーズで、観光地となっています。
観光列車 おれんじ食堂
肥薩オレンジ鉄道の観光列車「おれんじ食堂」の停車駅です。
![ようこそ湯田町・薩摩高城駅へ
ななつ星in九州元停車駅](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
さらに、JR九州の観光列車「ななつ星in九州」も停車していました。
![薩摩高城館](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
駅前にある薩摩高城館は、2020年(令和2年)にオープンした観光物産館です。
![薩摩高城館](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
観光地としての雰囲気が充実しました。
![肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅 1番ホームを発車した列車](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
場所 鹿児島県薩摩川内市湯田町
![薩摩高城館から見たおれんじ鉄道の線路](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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