城山公園は、鹿児島市街ごしに桜島が見渡せる景観地です。
鹿児島市の観光地めぐりをするさいには、外せない観光スポットとなります。
鹿児島市屈指の観光地
城山は標高 107mの、文字通り山です。
鹿児島市街からすぐ近くにあり、城山からは市街の展望が開けます。
城山公園は、観光地鹿児島を象徴する「城山ホテル」に隣接しています。
1963 年(昭和 38 年)の城山ホテルの開業も、城山が観光地として定着した一因になります。
ちなみに城山ホテルは、2018年(平成30年)までは、城山観光ホテルという名称でした。
城山公園展望台
城山公園のなかでも、いちばん人が集まるのは展望台です。
駐車場から土産屋沿いに歩いていけば、迷わず行くことができます。
展望台からは、錦江湾を隔てて桜島全体が見えるので、一目で鹿児島とわかる写真を撮ることができます。
天気のよい昼間なら、絶えることなく観光客が訪れます。
昼間は観光ガイドの方の話を聞くことができます。
市街の夜景も見えるため、夜でも人が訪れています。
西南戦争最後の激戦地
城山と切っても切れないのが、西郷隆盛です。
実は城山は、西南戦争では薩軍が最後に激戦を繰り広げた地です。
西郷隆盛以下多くの将兵は、ここ城山で最期を迎えています。
城山から北へ下ると、西郷さんが6日間過ごした西郷洞窟があります。
そのほか、城山には西南戦争にまつわる史跡が多く残されています。
心霊スポット
展望台への道を外れ、遊歩道を進むと人通りはまばらとなります。
大木が茂り、夜になるとさらに真っ暗です。
西南戦争当時、両軍の戦死者が多くいたのは紛れもない事実です。
さらに、信念を持って決起した薩軍の無念さは、計り知れません。
公園内では自殺者がいたり、トイレで外国人が亡くなっていたりと怖い話も絶えません。
写真に霊的なものが写り込んだという話もあります。
マニアの間では、有名な心霊スポットとささやかれています。
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