荒瀬ダム跡 国内初の本格的なダム撤去事例
荒瀬ダムは、かつて熊本県八代市坂本町葉木荒瀬にあったダムです。2012年(平成24年)からダムの撤去工事が始まり、2018年(平成30年)に撤去が完了しています。国内における初めての本格的なダム撤去事例として注目を集めました。
荒瀬ダムは、かつて熊本県八代市坂本町葉木荒瀬にあったダムです。2012年(平成24年)からダムの撤去工事が始まり、2018年(平成30年)に撤去が完了しています。国内における初めての本格的なダム撤去事例として注目を集めました。
「ダムマニア」なる方たちがいるそうです。最初は驚きましたが、いろんなダムを見て、比較するのはけっこう楽しいものです。何が嫌かといえば、ダムの堤頂周辺が高いのが怖くてムリです。当然、撮影するときは足がすくんでいますので、微妙な写真ばかりになっています。
清願寺(せいがんじ)ダムは、熊本県球磨郡あさぎり町にあるアースダムです。堤高は60.5mで、 アースダムとしては高さ日本一となります。現地へ行くと高さに対してそんなに恐怖を感じません。堤体の傾斜が、とてもゆるやかだからです。
油谷ダムは、八代市坂本町鮎帰にあるロックフィルダムで、揚水発電の下部調整池となります。球磨郡五木村の内谷ダムが上部調整池であり、両ダムはセットで運用されます。両ダムは直線距離で3㎞程度しか離れていませんが、直接行き来する車道はありません。八代か人吉を迂回し、数時間かけて行くことになります
このダムの面白いところは、直線距離で3㎞のところにある「油谷ダム」とセットで運用されるところです。落差490mを利用してタービンを回します。そして、また揚水して何回も繰り返して水を利用するしくみみたいです。ダムカードは残念ながら発行されていないようです。
人吉市より川辺川をさかのぼり、球磨郡五木村へ向かう国道445線にも夏目友人帳の聖地が点在しています。山間部になりますが、川辺川ダム本体工事に備えて道路が整備され、快走路になっています。自動車に気を付けて巡礼しましょう。
幸野溝は幸野ダムより取水し、熊本県球磨郡南部をかんがいする用水路です。百太郎溝以南の農地に水を送っています。幸野溝と百太郎溝は、人吉球磨地域に多大な功績を残し、独自文化の形成に寄与しました。完成から300年が経った現在も現役の用水路として農地を潤しています。
市房ダムは、爆発的な集客をしている観光名所です。といっても、観光客がたくさん訪れるのは桜の開花時期だけです。有名なのはサクラだけではありません。ブラックバス釣りの名所として知られています。夏目友人帳ファンの方にとっては聖地のひとつでもあります。