中尾観音堂 合格期祈願の源兵衛さんのお墓
中尾観音は、相良三十三観音霊場の2番札所です。相良家第21代領主、頼寛(よりひろ)の霊を弔うため祀られた観音さまです。一帯の墓地の中には「源兵衛さんのお墓」があり、受験シーズンのは合格祈願のお参りが増えます。お参りにはサトイモと焼酎を備えるのがならわしとなっています。
中尾観音は、相良三十三観音霊場の2番札所です。相良家第21代領主、頼寛(よりひろ)の霊を弔うため祀られた観音さまです。一帯の墓地の中には「源兵衛さんのお墓」があり、受験シーズンのは合格祈願のお参りが増えます。お参りにはサトイモと焼酎を備えるのがならわしとなっています。
ウンスンカルタというのは、ポルトガルから伝わったカードゲームです。どういうわけか全国でも人吉だけで、現在も遊び続けられています。知る限りで人吉市は、ポルトガルとは縁もゆかりもありません。なぜ、ウンスンカルタが遊ばれ続けたのか、推測も交えてご紹介します。
夏目友人帳劇場版~うつせみに結ぶ〜についての記事です。作中の舞台は五丁町が中心で、モデルは熊本県宇城市不知火町の松合地区だと思われます。しかし、球磨郡の風景もいくつかモデルになっています。今回は、多良木町黒肥地地区を中心にしています。
観音寺観音は相良三十三観音霊場の13番札所となります。観音寺は相良前頼が、京都の東福寺の僧侶を招へいして建立したのがはじまりです。建立時の経緯から、相良氏との関係が強いお寺でした。その歴史の中で、3度も火災に遭っていますが、その度に再興されています。
伊勢皇大神宮は、1682年に人吉の東林寺の天端和尚が勧請した神社です。特徴的なのは、本殿が御神塚になっていて、建物がないことです。宮原村にあった黄壁宗のお寺、勢松庵のため、そして、当地の繁栄を祈願して建立されています。
湯の元観音は相良三十三観音霊場の8番札所となります。この観音さまは、人吉の古くからの泉源の近くにまつられているため、「湯の元観音」とよばれるようになりました。ここらあたりが、人吉温泉発祥の地といわれており、今でも温泉旅館が数軒あります。
人吉市田町(たまち)といえば、夏目友人帳の聖地として有名です。田町天満宮にめっちゃ絵馬が増えているのは、まさに聖地効果でしょうか。与謝野晶子夫妻も立ち寄った東林寺と、胸川も聖地ですので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
栖山観音は相良三十三観音霊場の23番札所となります。駐車場から113段の石段を登った森の中にお堂があります。相良三十三観音以外も含め、球磨郡内で最大の観音さまとなります。 安産と子宝にご利益があることで有名です。お堂の横には「歯の神さま」の祠があります。
道の駅人吉のキャンプ場そばの鳩胸川に見られる奇石群を「かまのくど」とよんでいます。それは、自然の偶然によって30万年もかかってできあがったものです。火山活動、川の浸食、ほどよい年月のどれが欠けても見ることができません。鳩胸川でも、見られるのは500mだけです。
赤池観音は相良三十三観音霊場の33番札所です。相良氏の出城であった赤池城跡にある観音さまとなります。相良三十三観音廻りでは、1番札所から順番に回っても、順不同で回ってもよいとされています。1番札所から順番に回られた方は、最後の観音さまとなります。
久米治頼神社は、当主に反乱を起こした相良治頼(はるより)とその母がご祭神となります。相良治頼の病死後ほどなく、領主相良義滋(よししげ)も亡くなったため、治頼とその母のたたりがあるのではないかということで、供養の意味を込め建立された神社です。
矢瀬が津留(やせがつる)観音は、相良三十三観音霊場の3番札所です。相良氏が人吉城入城の際、かつての城主、矢瀬主馬助(やせしゅめのすけ)を謀殺しました。大みそかの出来事で、一本門松の由来にもなっています。その矢瀬氏の霊をまつる増運寺が、矢瀬が津留観音の由来です。