かぞくいろ 想像以上に感動する肥薩おれんじ鉄道沿線ロケ地めぐり
「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」というのは、2018年(平成30年)に公開された日本映画です。肥薩おれんじ鉄道を舞台としており、ロケのほとんどが同鉄道沿線で行われています。なかでも阿久根市では、多くのシーンが撮影されました。
「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」というのは、2018年(平成30年)に公開された日本映画です。肥薩おれんじ鉄道を舞台としており、ロケのほとんどが同鉄道沿線で行われています。なかでも阿久根市では、多くのシーンが撮影されました。
鹿児島公務員専修学校は、鹿児島市にある専修学校です。「将来何になるの?」「こーむいーん⤴」のテレビCMは、今や全国的な知名度を誇ります。鹿児島弁独特のイントネーションで多くの人を魅了した、方言女子のベストプロモーションです。
旧花倉(けくら)病院は、鹿児島市吉野町にある花倉病院の旧棟です。1993年(平成5年)の8.6水害で被災した後、花倉病院は高台に新築移転しています。解体されずに残る旧花倉病院は、8.6水害を語り継ぐ遺構となっています。
笹野分校は、かつて鹿児島県伊佐市にあった牛尾小学校の分校です。久七峠はながらく県境の難所でしたが、久七トンネルの開通で便利になりました。しかし笹野分校跡は、道路改良により国道267号線になってしまいました。
紫尾(しび)小学校は、かつて鹿児島県薩摩郡さつま町にあった公立小学校です。正門前の歩道が公園になっていて、校内に入らなくても紫尾小学校の136年の歴史がわかるようになっています。現在残る校舎は木造の温かみを残しながらも、デザイン性にもこだわったいい感じの建物です。
南薩地域は、開聞岳と池田湖など大昔の火山活動によってできた特徴ある地形がみられます。と対照的な吹上浜の砂丘地帯など、変化に富む自然に恵まれています。東シナ海の海産物に恵まれ、内陸部の台地では温暖な気候を利用した農産物が育まれています。
旧薩摩国の中心地鹿児島は、島津氏が本拠地とした町です。九州の南半分では最大の都市であり、昔も今も各地から情報と文化が集まります。同時に人と物も集まり、特産品の宝庫です。
日本が戦争を体験してから、80年近く経とうとしています。戦時下を生で体験した方にとっても遠い過去の記憶となり、またその人数も少なくなってきています。そんななか、戦争遺構が見直されてきたのは、その歴史を見たままに後世に伝える物証だからです。
北薩地域は、黒潮が北上する東シナ海沿岸と川内川がつくる谷と平野に加え、長島や甑島などの離島とバラエティに富む地形です。その分自然の恵みを受けて、バラエティに富む特産品を生み出しています。
姶良伊佐地域は、霧島山に抱かれる温泉地帯です。伊佐市は「鹿児島の北海道」といわれるほど、冬になると南国とは思えない気候になります。ミネラルたっぷりの土壌で、豊かな農産物を育んでいます。
平南(へいなん)小学校は、かつて鹿児島県鹿屋市輝北町にあった公立小学校です。2015年(平成27年)からは民間会社が借受けています。現在の平南小学校の役割は、県産さつまいもの関東や関西への出荷基地です。校舎は社屋、体育館は作業場、運動場には農作物用のカゴが積まれています。
鹿児島県の大隅地域は東部に太平洋、西部に錦江湾があり海の恵を受けています。内陸部はシラス台地ですが、かんがい用水がひかれ食料供給基地となっています。財宝温泉水やねじめびわ茶は、訪れると普通に自動販売機で売っていますが、大隅半島を離れると手に入りにくかったりします。