立磐神社(たていわじんじゃ)は、宮崎県日向市美々津町にある神社です。
![立磐神社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
社地は神武天皇が東征へお船出の際、戦勝と航海の安全を祈願した場所といわれています。
![立磐神社入り口](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
西暦85年に創祀されたと伝えられる古社です。
ご祭神
住吉三神および神武天皇をまつります。
![立磐神社 鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
住吉三神
- 底筒男命(そこつつおのみのみこと)
- 中筒男命(なかつつおのみのみこと)
- 上筒男命(うわつつおのみのみこと)
海上守護神、つまり海上交通、航海安全の神さまです。
![立磐神社 鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
美々津港の守護神です。
神武天皇
東征船出の地ということで、神武天皇ももちろんご祭神となります。
![立磐神社 手水鉢](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
神武天皇御腰掛の岩
![立磐神社 神武天皇御腰掛の岩](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
神武天皇が座られた岩と伝えられています。
![立磐神社 神武天皇御腰掛の岩](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
岩そのものをご神体としてまつってあります。
ご神木
立磐神社のご神木は、樹齢 300年とも400年ともいわれています。
![立磐神社 ご神木](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご神木の洞(うろ)は、以前は子供が入って遊べるほど大きかったそうです。
![立磐神社 ご神木の洞(うろ)](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
成長とともに、小さくなったといいます。
古社
境内には古くからこの地に根差した古社の片りんがいくつもみられます。
![立磐神社 由緒碑](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
由緒を記した石碑ですが、苔で読みにくくなっています。
![立磐神社 聖蹟美々津の碑](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
聖蹟美々津の碑は、1934年(昭和9年)建立です。
![立磐神社 石碑群](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ほかにも歴史のありそうな石碑群があります。
![立磐神社 石碑の説明書き](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
裏側に説明が書いてあるのですが、難しくて何のことやらよくわかりませんでした。
![立磐神社 百度石](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
お百度参りをされる方が使う百度石です。
![立磐神社 猿田彦尊祈願の石碑](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
猿田彦尊(さるたひこのみこと)を祈願する石碑には、天明六年(1786年)と見えます。
![立磐神社 狛犬](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
狛犬さまも歴史を感じますが、見た目は愛嬌があって連れて帰りたくなります。
![立磐神社 ご神木と拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご神木のクスノキの枝ぶりがまた、古社を感じさせます。
![立磐神社 苔むした岩](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
境内には、おそらく大昔の火山活動でできたと思われる岩があります。
![立磐神社 苔むした岩](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
摂社前の石碑といい、この岩の苔むし感がたまりません。
![立磐神社 拝殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
拝殿です。
![立磐神社 本殿](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
そして本殿も、歴史ある古社であることが感じられます。
![立磐神社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
立磐
立磐は、社殿の裏にある柱状節理の岩です。
![立磐](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
高さ8m、周囲15mもの巨石です。
![立磐](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
柱状節理というのは、火山活動によって溶岩が冷えて固まる際に、規則的な裂け目が柱状になったものです。
![立磐神社から見える日豊本線の橋梁](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
神武天皇が船出の折には、立磐に塩土翁(シオツチノオジ)がまっつてあったといわれます。
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