日向市駅

日向市駅 駅舎のデザインと周辺の景観が美しくマッチング

日向市駅は、宮崎県日向市にあるJR九州日豊本線の駅です。

JR九州 日豊本線 日向市駅

日向市の中心駅となり、全列車が停車します。

杉材を使用した駅舎

日向市駅 西口

日向市駅は、2007年(平成19年)に駅舎を建替えています。

日向市駅 東口

現在の駅舎は、専門家やJR、行政、市民が協力して建てられました。

日向市駅 「ヒュー!日向」の歓迎幕

宮崎県では、西都城駅、宮崎駅、宮崎空港駅に次いで高架化された駅です。

日向市駅 スギ材を活用

地元からは、駅舎に杉材を活用することを要望しています。

日向市駅 杉材

そのため、高架駅でありながら木造を思わせる造りになっています。

日向市駅 杉材

地元産の杉材を前面に押し出したデザインは、専門家からも高く評価されています。

日向市駅 日向広域物産館
「まちの駅とみたか」

ブルネル賞という、鉄道に関する国際的なデザインコンテストで最優秀賞を受賞しました。

日向市駅 改札ときっぷうりば

そのほか、国土交通省の都市景観大賞を受賞しています。

駅周辺

日向市駅 西口の景色

駅周辺を高架化したのは、市内の交通渋滞緩和が目的だったといいます。

日向市駅 西口のロータリー

そのおかげで、駅の周辺は自動車の流れもスムーズです。

日向市駅 東口の景色

西口一帯が日向市の中心部になっています。

日向市駅 東口の景色

日向市駅は、文字通り日向市の中心駅です。

日向市駅 ガラス張りの高架ホーム

高架のホームがガラス張りになっていて、ホームから町並みがながめられるようになっています。

日向市駅 ガラス張りの高架ホーム

逆に、地上からホームに出入りする列車をながめることができます。

利用者の数に対して広々と感じられ、きれいに整備されています。

日向市駅 西口の公園

九州の地方都市では、なかなか見られない景観で、都市景観大賞を受賞した理由がよくわかります。

沿革

日向市駅 日向市民栄誉賞受賞者の手形
プロ野球、黒木知宏選手、青木宣親選手
1921年(大正10年)宮崎本線および細島軽便線
富高駅(とみたかえき)として開業
1922年(大正11年)細島軽便線が細島線へ改称
1923年(大正12年)宮崎本線が日豊本線へ改称
1963年(昭和38年)日向市駅へ改称
1972年(昭和47年)細島線旅客営業廃止日豊本線に編入し貨物支線となる
1987年(昭和62年)JR九州の駅となる
1989年(平成元年)細島線全線休止
1993年(平成5年)細島線全線廃止
2006年(平成18年)高架化工事完了
2007年(平成19年)新駅舎開業

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