牛深港は、熊本県天草市にある三和フェリーの乗り場です。
鹿児島県長島町の蔵之元港とを結びます。
西九州サンセットライン
牛深港~蔵之元港間の航路は、国道389号線の海上区間です。
福岡県大牟田市を起点に、長崎・熊本・鹿児島の4県を結ぶ 「西九州サンセットライン」の一部です。
就航するフェリーは、第二天長丸。 1日 9往復します。
総トン数は 577 トンで旅客定員は350名、乗用車は35台積載できます。
残念ながら訪れた日は、台風接近のため欠航でした。
なので写真の第二天長丸は、蔵之元港で撮影したものです。
うしぶか海彩館
牛深港一帯は、道の駅うしぶか海彩館をはじめとする、みなとオアシス天草牛深という観光施設になっています。
フェリー発着所のみならず、交通センターやと観光拠点を一か所に集めた複合施設です。
牛深ハイヤ大橋の真下にある、特徴的な建物です。
牛深ハイヤ大橋
牛深港から海に向かって伸びるループ橋は、牛深ハイヤ大橋です。
天草市下島と下須島を結んでいます。
ハイヤ大橋というネーミングは、毎年4月の牛深ハイヤ祭りで歌い踊られる、牛深ハイヤ節にちなむ名前です。
ハイヤ節
牛深では南風のことをハエの風といいますが、 ハイヤというのはハエが語源といわれています。
江戸時代から牛深の漁師たちと女性たちが歌い踊っていたのが 「牛深ハイヤ節」 です。
ハイヤ節は、牛深に寄港した船乗りたちにより、全国の港町に広がっています。
現在では各地でアレンジされ、全く同じものではありませんが、全国40ヵ所以上で歌い継がれています。
その元祖が牛深ハイヤ節といわれ、現在も伝統芸能として歌い継がれています。
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