鶴嶺神社

鶴嶺神社 外面の美はもちろん内面の美にまつわるご利益のある神社

鶴嶺神社(つるがねじんじゃ)は、鹿児島市吉野町の仙厳園の中にある神社です。

鶴嶺神社 鳥居

仙厳園に入場しなくても参拝できる、島津氏の先祖をまつる神社です。

ご祭神・ご利益

鶴嶺神社 社名柱

島津氏初代忠久公以降の、歴代当主とその家族をまつります。

鶴嶺神社絵馬 亀寿姫(持明院様)

特に、第16代島津義久公の娘、持明院さまがまつられることで知られます。

鶴嶺神社 社務所

そのため、美にご利益があるとされ、心身ともに美しくなれるといわれています。

鶴嶺神社絵馬 薩摩藩の教え

じめさあ

持明院さまは亀寿姫という別名がありますが、鹿児島弁で親しみを込めて「じめさあ」とよばれます。

鶴嶺神社

旧鹿児島市役所跡地の石造が、持明院さまをモデルにされているといわれています。

じめさあ(持明院様の石像)

この石像を「じめさあ」とよんでいます。

毎年持明院さまの命日である、10月5日に化粧直しが行われています。

鶴嶺神社絵馬 手水舎

実は持明院さまは、それほど器量に優れていたわけではないといわれています。

鶴嶺神社 拝殿

しかし、その人柄から人々に慕われており、その内面性の美が語り継がれています。

仙厳園に鎮座

鶴嶺神社は 1869年(明治2年)、 坂本村山下鶴峯(現在の鹿児島市照国町)で、竜尾神社として創建しています。

1917年(大正6年)に、島津氏より社地の寄進を受けたため、仙厳園内に遷座しました。

社名は旧鎮座地にちなみ、鶴嶺神社と称しています。

境内に入るとすぐ、源頼朝公を供養する五輪塔が建っています。

島津氏の始祖・忠久公は頼朝公の側室の子であったとされています。

それに、島津忠久公が島津荘に入ったのは、鎌倉幕府の任命によるものです。

鶴嶺神社 本殿

このあたりは、神奈川県鎌倉市の鶴嶺八幡宮とのご縁も感じられます。

鶴嶺神社 鳥居

仙厳園は島津家の別邸であり、壮大で美しい庭園が造園されています。

現在は鹿児島県の一大観光地です。

場所 鹿児島県鹿児島市吉野町 9698-2

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