熊本城

なつかしい熊本の食べ物 定番のロングセラー

昔からある熊本の食べ物で、今なお商品として売っているものをチェックしてみました。

熊本に住んだことのある人なら、一度は見たことがあるものばかりと思います。

熊本城

長く売れつづけるということは、県民が必要としていることの裏付けです。

熊本土産としても、贈答品としても自信を持っておすすめします。

食品編

御飯の友

熊本でふりかけといえば、「御飯の友」に付きます。

どこの家庭にいっても、食卓においてあるのをよく見ます。

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調べてみると、熊本の食品会社フタバさんが作っています。

ルーツは大正時代、日本人に不足したカルシウムを補うため、魚の骨を粉にしてごはんにかけたことです。

これがふりかけの元祖となっているようです。

からしレンコン

熊本の郷土料理です。

本体のレンコンに、味をつけた和からしを詰めて揚げてあります。

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お土産屋さんで売ってあるのをよく見ます。

レンコンは増血剤として優れています。

からしには、食欲増進作用があり、健康にもよい食材といわれています。

アベックラーメン

熊本にお住まいの方なら、「アベックラーメン」は見たことがあると思います。

スーパーで売っている家庭用のラーメンです。

熊本の五木食品さんの製造です。

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発売は1960年(昭和35年)です。

以来、製法もスープの味も変えていないという、超ロングセラー製品です。

2食入りなのでアベックという名称になっています。

一般的には、アベックという言葉が使われなくなっています。

それがかえってノスタルジック感を漂わせ、いい感じになっています。

太平燕

太平燕(タイピーエン)は、本来中国の郷土料理です。

明治時代に、華僑が日本に伝えたといわれています。

日本風にアレンジされ、スープ料理が麺料理に変化しています。

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熊本の郷土料理となりました。

いまでは、熊本市の中華料理のメニューの定番となっています。

面が春雨なうえ、野菜をたくさん使うので、低カロリーな麺料理として人気が高まりました。

お菓子編

誉の陣太鼓

自分が熊本土産として頂いたのは、陣太鼓が最多だと思います。

半世紀以上前からあるお菓子です。

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黄金の包み紙が高級感をかもしだす、熊本市の製菓メーカ「香梅」さんの銘菓です。

武者がえし

陣太鼓とならぶ香梅さんの銘菓といえば、武者がえしでしょう。

熊本城の石垣「武者がえし」にちなんだネーミングです。

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熊本土産として食べた方も多いと思います。

高級感ある和菓子ですが、洋菓子の要素もくんだ逸品です。

朝鮮飴

これは歴史の長いお菓子です。

安土桃山時代から、熊本の伝統銘菓でした。

そのころは、肥後飴とよばれていたようです。

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元寇がおきると、熊本からも朝鮮半島に出兵しました。

当時の領主、加藤清正は、この飴を兵糧として持ち出しました。

飴は日持ちがし、兵士たちに喜ばれ士気高揚にとても役立ちました。

それ以来、朝鮮飴とよばれるようになりました。

飴にまぶしてある片栗粉を散らさないように食べましょう。

いきなり団子

製菓屋さんではなくて、一般家庭でつくり続けられてきた郷土菓子です。

さつまいもとアンコのバランスが、おいしさの相乗効果を生みます。

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「いきなり」を冠する理由は諸説あります。

  • 急な来客でもいきなり出せる
  • 生の芋を「生き成り」調理する
  • 方言でざっとした人をいきなりな人という
  • 古い方言でいきなりは簡単という意味である

同じく、「いきなり」を冠して名をはせる「いきなりステーキ」とは、歴史が全く違います。

黒糖ドーナッツ棒

熊本のフジバンビさんの製品です。

発売は1987年(昭和62年)ですから、熊本から離れて長くたつ方は、知らないかもしれません。

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名まえ通りで、黒糖を使ったドーナッツを棒のようにしてあるお菓子です。

内側はしっとりしていますが、外側はカリっとしているのもドーナッツそっくりです。

飲料編

ジューシー

本来は、JA熊本果実連の飲料の商標です。

熊本の人は一般的に、学校給食で出されていた果汁100%のミカンジュースをジューシーとよびます。

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昔は、三角錐型の独特の紙パックが目印でした。

立方体の紙パックとなってからは、裏面のABC表記が甘さの違いといううわさが、学校で広まりましたが、メーカーは否定しています。

生活用品編

食品ではありませんが、熊本特有なので追加しました。

リバテープ

九州北部では、ばんそうこうのことを「リバテープ」とよびます。

日本で初めて救急ばんそうこうを製品化した、リバテープとうメーカーが熊本にあるためです。

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実は、ばんそうこうは全国でよび方が違っていて、県内で主に流通しているメーカー名がよび名となっています。

東京や大阪ではバンドエイドとよびます。

熊本はバンドエイド製品であっても、カットバン製品であってもすべて、リバテープとよんでいます。

まとめ

なつかしいと感じたけど、すぐに熊本へは帰れない!

そんなときは、久しぶりに熊本の味をあじわってみませんか。

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