肝付町立川上中学校 高山川の川上にある木造校舎は国の有形登録文化財

川上中学校は、かつて鹿児島県肝属郡肝付町にあった町立中学校です。美しい平屋建て木造校舎は、国の登録有形文化財となっています。外観もすばらしいのですが、内部も1949年(昭和24年)建造時の姿を守り続けていて、木造建築物のミシュランガイドがあれば間違いなく五つ星です。

山野線 伊佐の鉱山地帯を結んだ鉄道路線

山野線は、かつて熊本県水俣市から、鹿児島県栗野町までを結んでいた、JR 九州の鉄道路線です。1937年(昭和 12年)に全通、1988年(昭和63年)に全線が廃止されています。廃線から時間が経過するほど、遺構は少なくなりますが、山野線跡にはまだ鉄道の痕跡が残っていて、当時を偲ぶことができます。

藤崎八旛宮 初詣もお祭りも熊本市民おなじみの神社

藤崎八旛宮は、熊本市民の総鎮守です。初詣になると35万人の人がつめかけます。肥後国の国分八幡宮として置かれた経緯を持ち、肥後国三の宮とされています。毎年9月の藤崎宮秋季例大祭は、「どーかい、どーかい」という掛け声で知られる、熊本を代表するお祭りです。

宮之城線 北薩の中心都市と奥薩摩を結んだ鉄道路線

宮之城線は、かつて鹿児島県薩摩川内市から伊佐市に間にあった、国鉄の鉄道路線です。川内駅から薩摩大口駅まで、全20駅の最新状況の記事です。宮之城線の跡には、鉄道の歴史を伝えようと廃線後に建てられた施設もありますが、廃線から30年を越え当時の遺構は解体や撤去が進んでいます。

大穴持神社 おなんじさぁにまつわる数々の遺構群

大穴持神社(おおなむぢじんじゃ)は、鹿児島県霧島市国分広瀬にある神社です。大隅国の式内社で、愛称は「おなんじさぁ」です。社地の前は錦江和でしたが、江戸時代の末に大干拓工事を行い、小村新田を開発しました。明治時代には小村小学校も開校しています。