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人吉球磨

合戦峰観音堂 おシャレな物産販売所とトイレを併設

合戦峰(かしのみね)観音は、相良三十三観音霊場の12番札所です。勝負ごとや競争ごとにご利益があると伝えられています。観音堂に隣接する、おシャレなデザインの物産販売所とトイレも見どころです。あの新国立競技場をデザインした建築家が設計しています。

御大師堂 弘法大師像は室町時代の秀作

御大師堂は日本遺産人吉球磨の構成文化財29番となります。この地区では「御大師堂」といえば湯前町の「おだいし」のことを指します。湯前町内や球磨郡内にも弘法大師像はあります。しかし、地名や冠名をつけずに「御大師」といえばここを指します。

十島観音 人吉藩の一向宗禁止令と蓮花院の隠れ信徒

十島観音は、相良三十三観音霊場の14番札所となります。観音堂の由来となる蓮花院では、1627年に一向宗の信徒がいたことが発覚し大事件となりました。薩摩藩や人吉藩では一向宗を禁止していて、信者の家からは仏像仏具が押収され、十島菅原神社で焼却されました。