陽成小学校 センダンの大木が目印・旧高城町の行政の中心地にあった学校
陽成(ようぜい)小学校は、かつて薩摩川内市陽成町にあった公立小学校です。シンボルツリーはセンダンの木になります。陽成小学校の校区は薩摩藩時代、高城郷(たきごう)麦之裏村といっていました。1889年(明治22年)の町村制施行時に、高城郷の区域がそのまま高城村になっています。高城村役場が置かれたのが麦之尾でした。
陽成(ようぜい)小学校は、かつて薩摩川内市陽成町にあった公立小学校です。シンボルツリーはセンダンの木になります。陽成小学校の校区は薩摩藩時代、高城郷(たきごう)麦之裏村といっていました。1889年(明治22年)の町村制施行時に、高城郷の区域がそのまま高城村になっています。高城村役場が置かれたのが麦之尾でした。
祓戸神社(はらえどじんじゃ)は、鹿児島県霧島市にある大隅国の総社です。江戸時代までは、守公神社(しゅこうじんじゃ)とよばれていました。名称からも、大和朝廷が国府を置いたのち、総社として国分のそばに創建されたことがわかります。明治時代に祓戸神社となったのは、祓戸四神をまつるためですが、他にも多くの社を統合したと考えられます。
東郷小学校は、かつて鹿児島県薩摩川内市東郷町にあった公立小学校です。2019年(平成 31 年)に、薩摩川内市立東郷学園義務教育学校へ移行しています。東郷小学校は、元サッカー日本代表の前園真聖選手の母校になります。東郷小学校時代から県大会で活躍していました。のちにアトランタオリンピックの「マイアミの奇跡」で世界に知られることになります。
大隅線はかつて、志布志駅から国分駅を結んでいた、国鉄のローカル線です。1972年(昭和47年)に、路線総延長98.3㎞を全通させましたが、その15年後に全線廃止されました。その結果、大隅半島の大部分が鉄道空白地帯へ戻っています。2021年(令和3年)に、大隅線の各駅がどうなっているか見てきました。
鶴嶺神社(つるがねじんじゃ)は、鹿児島市吉野町の仙厳園にある神社です。仙厳園に入場しなくても参拝できます。島津氏の歴代当主とその家族をまつります。なかでも、第16代島津義久公の娘、持明院さまがまつられることから、美にご利益があるとされ、心身ともに美しくなれるといわれています。
本之牟礼(ほんのむれ)分校は、かつて鹿児島県阿久根市にあった大川小学校の分校です。本之牟礼集落は、西都市の寒川集落と同様、住民が集団移転しています。本之牟礼分校には閉校後、陶芸家の方が長い間住んでいました。集落跡が山林に戻ったのに対し、山間の校舎だけが残る、ポツンと一軒家状態になっているのが印象的です。
金山分校(きんざんぶんこう)は、かつて鹿児島県薩摩郡さつま町にあった永野小学校の分校です。300年もの歴史を持つ永野金山ですが、明治時代に近代的な永野製錬所が建てられたこのあたりには、多くの人が住んでいました。金山の閉山により子供たちが減ってしまい、金山分校も役割を終えています。
佐潟の洞窟は、鹿児島県阿久根市にある不思議なほら穴です。ながいながい年月をかけて、海水が岩を浸食してできたものです。阿久根市西目の佐潟地区から、東シナ海に飛び出した岬を佐潟鼻といいます。観光地として訪れる人も少なく、手つかずの自然が残っていて、その風景を秘かに楽しみたいスポットです。
仙厳園は鹿児島県を訪れる人なら誰もが知る、鹿児島市の代表的な観光地です。かつて磯庭園とよばれ、ロープウェイがあったのを知る人は少なくなってきました。数百年前から島津氏の別邸で見事な庭園が造られた名勝です。一般の方が入ることができるようになったのは、昭和時代になってからです。NHKの大河ドラマ「西郷どん」では、多くのシーンが撮影されました。
牛ノ浜海岸は、鹿児島県阿久根市にある東シナ海を臨む海岸です。沖に浮かぶ波の浸食を受けてできた岩礁群が特徴の海岸となります。昔から景勝地であり県指定名勝です。鳥居が建つ大きな岩は「すみっ瀬」とよばれ、背景に太陽が沈む夕映えスポットとして知られています。牛ノ浜駅からはすぐそこで、肥薩おれんじ鉄道の車窓から見ることができます。国道3号線で行く場合も牛ノ浜駅に駐車できます。
本浦(もとうら)小学校は、かつて鹿児島県長島町にあった公立小学校です。2015年(平成27年)に、長島町立高巣小学校と統合し閉校しています。周囲の風景とマッチした色調で彩色された校舎や体育館、そして数々のりっぱな記念碑群など、閉校時の姿がほぼそのままの形で残されています。世代が変わっても、後世まで本浦小学校のことが語り継がれることを願います。
垂水駅は、かつて鹿児島県垂水市にあった国鉄大隅線の駅です。駅跡は、鉄道記念公園として整備されています。1972年(昭和 47年)に、大隅線は待望されたはずの全線開通を果たしますが、わずか15年後に廃止された短命路線でした。垂水から鹿児島市へ行くのには、垂水フェリーで行くのが近道でした。 2018年(平成 30 年)にオープンした道の駅たるみずはまびらを見れば、大隅半島が自動車社会であることを実感させられます。