三之宮峡 渓谷の岩盤を貫いたトロッコ軌道跡にある霧島ジオサイト
三之宮峡というのは、宮崎県小林市にある渓谷です。34万年前の加久藤カルデラ大噴火でできた溶結凝灰岩が、 浜ノ瀬川の浸食を受けできた渓谷となります。かつての森林軌道跡は遊歩道になっていて、特徴的な見どころが連続します。
三之宮峡というのは、宮崎県小林市にある渓谷です。34万年前の加久藤カルデラ大噴火でできた溶結凝灰岩が、 浜ノ瀬川の浸食を受けできた渓谷となります。かつての森林軌道跡は遊歩道になっていて、特徴的な見どころが連続します。
めがね橋というは、宮崎県えびの市にある、月の木川橋の通称です。川内川上流域から木材を搬出していた、森林鉄道飯野線のトロッコ軌道のためにかけられた橋です。現在も歩いて渡ることができますが、欄干の低さにビックリします。
軍谷隧道(いくさだにずいどう)は、宮崎県小林市の軍谷峠を越えるトンネルです。九州を代表する酷道(国道)265号線の、さらに旧道区間にある現役トンネルです。軍谷隧道完成前の軍谷峠は、小林市と須木村の間にある難所でした。
吉牟田分校というのは、かつて宮崎県えびの市にあった、大河平小学校の分校です。閉校後は公民館やキャンプ場となり、すでに半世紀を迎えようとしています。4級と高いレベルのへき地ですが、今なお集落は現存しています。
小林共立自動車学校というのは、かつて宮崎県小林市にあった、県指定自動車教習所です。構内では雄大な霧島連山をながめながら、自動車教習が行われていました。2008年 (平成20年)に廃止され、その遺構もなくなりつつあります。
クルソン峡というのは、宮崎県えびの市にある渓谷です。川内川(クルソン川)沿いに、100mに及ぶ高さの断崖が見られ、10kmに及ぶ谷深い渓谷が続く秘境です。2020年(令和4年)現在、えびの市側から行くことはできません。
水流(つる) 天満宮は、宮崎県えびの市にある神社です。水流(つる) 天満宮は通称であり、正式には菅原神社といいます。神社そのものよりも、田んぼの中にポツンと立つ鳥居で有名です。えびの市の観光資源として、パンフレットやSNSでみかけます。
加久藤峠の室内温水プール跡というのは、宮崎県えびの市にある室内温水プール跡の建物です。営業当時の詳しい情報はありませんが、室内温水プールの開業は1970年代の後半といわれていて、一般国道221号線の全盛期と重なります。
加久藤城は、かつて宮崎県えびの市にあった中世城です。真幸院(まさきいん・現在のえびの市)加久藤郷を治めていた、北原氏が築城した平山城となります。薩摩藩領となった後は、島津義弘公の妻と長子が住んでいました。
野尻城井戸跡は、宮崎県小林市にあった野尻城の井戸跡です。現在は農地と山林になっていますが、井戸跡が整備され市指定の史跡になっています。実はこの井戸は野尻城が廃城となったあとも、周辺住民の生活用水として使われていました。ところが、江戸時代の中期に事件がおこります・・・
陣の池は、宮崎県えびの市にある農業用のため池です。その名は、木崎原の戦いで池の近くに伊東軍が陣地をかまえたことに由来します。湧水を貯めているため水は澄んでとても美しいのですが、「絶対に泳いではいけない」という伝承があります。
ままこ滝というのは、宮崎県小林市にある滝で、正式には須木の滝といいます。本庄川が綾南ダムによってできた人造湖・小野湖にそそぐ滝です。ままこ滝には悲しい伝説があるのですが、実は本当の歴史を上書きするために広められた、つくり話という説があります。