火之神公園は、鹿児島県枕崎市にある公園です。
予約不要の無料キャンプ場があることで有名です。
キャンプ場
海辺の芝生サイトのキャンプ場です。
車の乗り入れはできません。
車は駐車場にとめます。
サイトは道を挟んだ松林をぬけるとすごそこです。
時間を気にせず使えます。
ただし、公園を訪れる人や釣りをする人が通りますので、昼間はにぎやかです。
海は岩場のため泳ぐのはムリそうです。
平日でもこの通り、利用者がそこそこ多いです。
炊事棟もしっかり整備されています。
もうひとつ防風林の中にも炊事棟があります。
トイレは駐車場にあります。
春から秋は温水シャワー棟も兼ねています。
温泉に行きたいかたはこちらへ、10分で着きます。
| 名称 | 枕崎なぎさ温泉 |
| 営業時間 | 8:00～22:00 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 電話番号 | 0993-72-5080 |
| 場所 | 鹿児島県枕崎市岩戸町194 |
| 公式サイト | 枕崎なぎさ温泉 |
景勝地
海沿いであり、ながめは最高です。
枕崎市街の夜景が見えます。
夜が明けるとこんな感じです。
東の海に見えるのは開聞岳です。
またの名を薩摩富士といいます。
釣りスポット
キャンプの目的は釣りの人も多いようです。
夜明け前には起きだして釣っています。
火之神
火之神という名前は、日本書紀や古事記の海幸山幸の物語が出どころとなります。
海彦幸が船の乗って最初にたどり着いたのが、ここ鹿篭（かご）の海岸です。
この船のことを無目篭（めなしかご）といいます。
神話の中の海彦幸は、火照命（ほでりのみこと）のことです。
火がさかんに燃えて照り輝いている時に生まれたといわれます。
つまり、海彦幸の別名は「火の神」です。
そのため、この海岸は「火之神」とよばれるようになっています。
立神岩
立神岩（たてがみいわ）というのは、火之神公園の南側、約300ｍ沖にある奇岩のことです。
枕崎のシンボル的な存在です。
未来をつむぐ幸せの鐘
公園の南端にある鐘です。
立神岩を臨むスポットになっています。
火之神公園プール
キャンプ場からさらに海岸沿いを南へ下ると、大きなプールがあります。
流水プール、アスレチックプール、幼児用プールの3種類がそろっています。
夏の間だけの営業ですが、毎年1万人ものひとが利用しています。
平和祈念展望台
プールからに少し西へ向かうと、平和祈念展望台です。
場所は戦艦大和の沈没地点から北側約200kmに位置しています。
小高い丘の上に，戦艦大和の殉難鎮魂之碑が建てられています。
眼下の東シナ海の南の水平線上が、戦艦大和の沈没地点です。
周辺海域には、大和だけではなく第二艦隊の僚艦も眠ります。
- 矢矧（やはぎ）
- 磯風（いそかぜ）
- 濱風（はまかぜ）
- 霞（かすみ）
- 朝霜（あさしも）
それぞれの艦の沈没地点が記されています。
2005年（平成17年）公開された映画、「男たちの大和/YAMATO」ではロケ地となりました。
撮影が行われたのは、下の海岸です。
遺構群
火之神公園に向かう途中には、使われていない建物群が立ち並んでいます。
「養豚場そばの廃屋」や「枕崎市火之神の廃屋」とよばれています。
ひと昔前から、マニアの間では有名な遺構群です。
周辺が整備されているという情報があります。
マニアの間では、解体または改築が行われる可能性が危惧されています。
真偽はともかく・・・
リニューアルされる前に見ることができて、ラッキーでした。
火之神公園
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