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ダム

塚原ダム 歴史的土木遺産

塚原(つかばる)ダムは、宮崎県東臼杵郡諸塚村大字七ツ山にある、九州電力のダムです。戦前のダムですが、当時としては東洋一の高さを誇っていました。また、日本初の近代的施工法のダムで、歴史的土木遺産として評価されています。特徴的デザインが印象的です。

岩瀬ダム 広大な野尻湖を形成

岩瀬ダムは、宮崎県小林市野尻町にある県営ダムです。ダム自体はそう大きくありませんが、湛水面積は大型ダム並みです。ダム湖である野尻湖にちなんだ「のじりこぴあ」というレジャー施設があるため、ダム本体よりも、ダム湖である野尻湖のほうが有名かもしれません。

瀬戸石ダム 魚道観察施設「川のとっとっと館」

瀬戸石ダムは、球磨川にある、電源開発の低落差大容量発電専用ダムです。大型のローラーゲート5門が目を引きます。「魚がのぼりやすい川づくり推進モデル事業」で魚道が新設されています。魚道観察施設で魚の遡上、降下が確認できます。

日南ダム 九州唯一の半円形常用洪水吐

日南ダムは、宮崎県日南市酒谷にある、宮崎県営ダムです。道の駅酒谷の近く、国道222号線沿いにあります。ダムの上流部に、半円形の穴があいていて、水が落ちるようになっています。これが日南ダムの特徴的な半円形常用洪水吐です。

上椎葉ダム 九州山地での難工事

上椎葉ダムは、宮崎県東臼杵郡椎葉村にある、九州電力が建設したダムです。椎葉村は、九州山地のど真ん中にある村です。狭い道路で資材を運び、機材の修理にも程遠く、台風のたび洪水に遭い、建設は難工事を極めたといいます。堤体の美しさの裏には、多くの殉職者がいました。

鶴田ダム 観光要素満載のダム

鶴田ダムは、鹿児島県薩摩郡さつま町にある、国の直轄するダムです。鶴田ダムに近づくと歓迎ムード満載です。ダムの観覧ポイントがいくつもあります。いつもは、こそこそと写真を撮っていまが、鶴田ダムでは、他の見学者と一緒に、堂々とダム見学ができました。

松尾ダム 石河内第一発電所へ送水する多目的ダム

松尾ダムは、宮崎県児湯郡木城町大字石河内にある、多目的ダムです。ダム事業者は宮崎県です。石河内にある小丸川本流の4つのダムの中で、最上流にあるのが松尾ダムです。石河内第一発電所へ発電用水を送るほか、洪水調整、河川維持、などの役割を担います。

戸崎ダム 小さな発電用水取水ダム

戸崎(とざき)ダムは、宮崎県児湯郡木城町大字石河内にある発電用ダムです。石河内地区は、小丸川水系に6つのダムを有します。水力王国「宮崎県」のなかでも、ダム密集地です。戸崎ダムは、きわめて小型のもので、満水となると流入量と同量が放水される全面越流方式です。

川原ダム 本体も目的もシンプル

川原(かわばる)ダムは、宮崎県児湯郡木城町の石河内地区にあるダムです。とてもシンプルな構造になっています。ダム本体には、放水ゲートなど一切ありません。満水になるとダム本体を越水し、自動的に放流されるしくみです。目的も発電専用とシンプルです。

杉安ダム 小さなアーチ式が特徴

杉安ダムは、宮崎県西都市にある、九州電力が管理するダムです。すぐ上流にある一ツ瀬ダムとセットで運用されています。セットで建設されたためか、杉安ダムも一ツ瀬ダムと同じ、アーチ式ダムとなっています。小規模なダムで、アーチ式のものは、あまり見ることができないと思います。

一ツ瀬ダム 優雅な曲線美を見せる九州最大の水がめ

一ツ瀬ダムは、宮崎県西都市にあるアーチ式ダムです。総貯水容量、湛水面積ともに、九州最大のダムとなります。全国で見ても第12位の大きさです。アーチ式ダムだけで比較すると、全国第2位となります。一般水力発電所としては、九州最大の出力を誇ります。

田代八重ダム 国道(酷道)265号線沿いのダム

田代八重(たしろばえ)ダムは、宮崎県小林市須木にある宮崎県営の多目的ダムです。行くには4ルートがありますが、難所や通行止めが多く、人を寄せ付けないオーラが漂います。しかし、たどりつくと周辺は開けていて、以外にフレンドリーなオーラを感じました。