野田郷熊野神社 島津氏の家祖が創建した神社
野田郷熊野神社は、鹿児島県出水市にある神社です。島津家初代、島津忠久によって創建された野田郷の守護神です。野田郷というのは旧野田町、現在の出水市野田町のことです。郷というのは、薩摩藩の外城制における行政区画の名称ですが、野田町では町村制施工後も郷という呼び方を使ってきました。中心駅が野田郷駅であることからもそのことがうかがえます。
野田郷熊野神社は、鹿児島県出水市にある神社です。島津家初代、島津忠久によって創建された野田郷の守護神です。野田郷というのは旧野田町、現在の出水市野田町のことです。郷というのは、薩摩藩の外城制における行政区画の名称ですが、野田町では町村制施工後も郷という呼び方を使ってきました。中心駅が野田郷駅であることからもそのことがうかがえます。
ホテル高串は、かつて鹿児島県長島町にあったホテルです。蔵之元のフェリー乗り場から、岬にある大きな建物が良く見えます。ながめのよさそうな温泉付きホテルなのですが、残念なことに、2012年(平成24年)ごろから休館中です。ホテルから先の岬全体が高串崎公園です。キャンプ場があったのですが、現在は元の森に戻りつつあります。長島でも西に突き出た岬の先に展望所が残され、美しい眺望が開けていました。展望所には祠があり、釣り人も出入りするため道も手入れされています。
西方海水浴場は、鹿児島県薩摩川内市西方町にある海水浴場です。国道3号線と肥薩おれんじ鉄道(旧鹿児島本線)沿いにあり、昔からとてもにぎわっていました。直接東シナ海に面しているため、冬は西風が直接吹き付ける波高い海岸になります。最近は、サーフスポットとして有名で、冬でもサーファーが集まります。南側の海岸には、人形岩と呼ばれる奇岩があり、夕映えスポットとして知られています。
紫尾(しび)神社は、鹿児島県薩摩郡さつま町にある神社です。祁答院七ヶ郷の総社また北薩摩の総鎮守とされる古来より格式ある神社であり、別当寺の神興寺とともに悠久の史跡が残っています。周辺の紫尾温泉は、泉源が神社境内にあるため神の湯とよばれています。その昔から交通の不便な場所にあるにもかかわらず、聖地として参詣が多かったのですが、現在でも三ヶ日には多くの人が初詣に訪れています。
城内小学校は、かつて鹿児島県南大隅町にあった町立小学校です。校名のとおり、お城の中で創立した小学校でした。1949年(昭和24年)に、国見城の西にある台地の集落へ移転しています。学級数適正化による統廃合のため、旧根占町の小学校は神山小学校に統合されることになりました。2013年(平成 25年)に、その113年の長い歴史に幕を下ろしています。
蔵之元港は、鹿児島県長島町にある、牛深港行きの三和フェリーの乗り場です。カーフェリーが就航するだけではなく、観光専用のグラスボートが運行しています。フェリー乗り場横の民宿えびす屋でグラスボート乗船を受付ています。グラスボートというのは、船底がガラス張りで海底や海中を観察できる船です。海底のサンゴや生物を見るだけではありません。絶対に船でしかいくことができない、長島の自然の造形美を堪能することができます。
笠沙町役場は、現在の鹿児島県南さつま市にあった役場です。庁舎は、南さつま市発足後も市役所の笠沙支所として使われる現役施設です。文化遺産といっても過言ではない、数少なくなってきた役所らしい建物です。2020年(令和2年)から移転工事が行われており、役目を新庁舎に譲ろうとしているため記事として残しておきます。
隼人小学校は、かつて鹿児島県阿久根市にあった公立小学校です。校区は市の北西部、旧三笠村のなかでも最北西部になります。一時は、隼人中学校が同居していました。学校としての役目を終えた施設は、現在、阿久根市脇本地区公民館隼人分館として使用されています。その建物や遺構は、学校当時の姿を色濃く残していています。隼人小学校に限らず、多くの閉校校舎は、公民館などの公共施設として現役で使われていますが、それが功を奏して、現在でも学校当時の姿を思い浮かべることができます。
久志小学校は、かつて鹿児島県南さつま市坊津町(ぼうのつちょう)にあった公立小学校です。坊津町には4つの小学校がありましたが、1947年(平成22年)に、坊津学園小学校を新設統合しています。前庭には名言が残されています。体を動かすことが大好きな、小学生の素直な気持ちがストレートに伝わってきます。これを見ただけでも訪れた甲斐がありました。
大泊小学校は、かつて鹿児島県南大隅町にあった町立小学校です。2013年(平成 25 年)まで 133 年の間、本土最南端の小学校でした。佐多岬ロードパークの入口に位置するため、料金所の写真を見ると背景に写りこんでいます。九州最南端の郵便局、大泊郵便局があるのもこの集落です。メッセージボトルを通じた交流をしているのを聞いて、前から気になっていた学校でした。なんといっても、最南端というインパクトは、真似したくても絶対できない最強ポイントです。幸いなことに、小学校は閉校時のまま残されていました。
南さつま市消防局大笠分遣所(だいりゅうぶんけんしょ)は、鹿児島県南さつま市にある消防署です。一般の人も自由にトイレをつかうことができます。国道226号線沿いに「トイレあります⇒ご自由にお使いください」と案内板が出ています。一見して観光施設のような外観ですが、よく見ると消防車両が並べてあることから消防署とわかります。トイレを自由に使ってよいことを案内している消防署は、はじめて見ました。
長島は、鹿児島県阿久根市と熊本県天草市の間に浮かぶ離島です。長島の中でも、特に景観の良い場所を8つ選び「長島八景」とよんでいます。8つのスポットを回ってみると、島の大きさがよくわかります。各スポットは2車線の高規道路で結ばれていて、快適に走れます。50年前までは船でしか行けなかったのがウソのようです。