やまなみハイウェイというのは、阿蘇から別府へ向かう観光道路です。
![やまなみハイウェイ 長者原から飯田高原へ向かう直線の登り坂](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
連なる高原の風景は、九州、いや日本一のドライブコースといわています。
別府阿蘇道路
![千羽鶴鹿公園からみた九重連山](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1994年(平成6年)まで、やまなみハイウェイが有料道路だったのを知る人は、少なくなってきました。
![やまなみハイウェイ 長者原のススキ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1964年(昭和39年)、開通当初は別府阿蘇道路とよばれる有料道路でした。
![やまなみハイウェイ 長者原道標](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
愛称の「やまなみハイウェイ」が定着し、現在もそうよばれています。
![やまなみハイウェイ 朝日台の黒牛のオブジェ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
まだ、九州自動車道が熊本ICまで開通していなかった時代、ハイウェイと名付けるのは、決して大げさな表現ではありませんでした。
![やまなみハイウェイ 蛇越峠展望所の駐車場](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
小田の池、長者原、瀬の本の3か所に料金所があり、全線の通行料金は1,850円でした。
![やまなみハイウェイ 蛇越峠のカーブ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
開通から30年で無料化、さらに無料化してから30年が経とうとしています。
![やまなみハイウェイ 狭霧台付近から見上げる由布岳](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
阿蘇神社
![産交バス 阿蘇神社前バス停](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
熊本県側のやまなみハイウェイは、国道57号線の宮地駅前交差点からはじまります。
![阿蘇神社の鳥居](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
宮地といえば阿蘇神社なのですが、やまなみハイウェイに入るとすぐに阿蘇神社を通過します。
阿蘇神社は、熊本県阿蘇市にある阿蘇神社の総本社です。 紀元前 282年に創建した式内社で、肥後国の一の宮となります。 横参道 北鳥居 阿蘇神社は全国でも珍しい横参道の神社です[…]
城山展望所
![やまなみハイウェイ 城山展望所の道標](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
阿蘇カルデラ内の田園地帯を抜けると、外輪山の急坂を登り始めます。
![やまなみハイウェイ 城山展望所からの景色](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
登り切ったところにあるのが、城山展望所です。
![やまなみハイウェイ 城山展望所から見た阿蘇五岳](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
阿蘇五岳を見渡します。
城山展望所というのは、熊本県阿蘇市にある、阿蘇五岳と阿蘇谷をながめる展望所です。 城山展望所は、九州南部に数ありますが、この記事はやまなみハイウェイの城山展望所について書いています。 やまなみハ[…]
千羽鶴鹿公園
![やまなみハイウェイ 阿蘇の草原区間](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
城山展望所からは、しばらく草原地帯を走ります。
![やまなみハイウェイ 阿蘇の草原区間](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
この草原を抜ける道を、やまなみハイウェイのベストスポットに挙げる人もいます。
![やまなみハイウェイ 千羽鶴鹿公園](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
すると何やら草原らしからぬ、剪定アートが現れます。
千羽鶴公園 (せんばつるしかこうえん)というのは、熊本県産山村にあるスポットです。 本当に公園なのかあやしく、私有地にしか見えませんが、たくさんの人が立ち寄っています。 樹木アート […]
瀬の本レストハウス
![やまなみハイウェイ 瀬の本高原レストハウス](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
瀬の本レストハウスというのは、やまなみハイウェイ開通当初にオープンした、三愛レストハウスのことです。
![やまなみハイウェイ 瀬の本高原レストハウス](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
やまなみハイウェイは、瀬の本で国道442号線と交差します。
![やまなみハイウェイ 瀬の本交差点](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
阿蘇や九重のみならず、小国や竹田へ向かう人が通過する、交通の要衝です。
瀬の本レストハウスは、熊本県南小国町にある商業施設です。 以前は三愛レストハウスといっていた、やまなみハイウェイの重鎮的なランドマークです。 三愛レストハウス 瀬の本レスト[…]
やまなみハイウェイ展望台
![やまなみハイウェイ展望所](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
瀬の本からは九重連山へ向かう、登坂区間になります。
![やまなみハイウェイ展望所](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
登り坂の途中の、瀬の本高原を見下ろす展望所が、やまなみハイウェイ展望台です。
![やまなみハイウェイ展望所から見た瀬の本レストハウス](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
牧ノ戸峠レストハウス
![やまなみハイウェイ 牧ノ戸峠の道標](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
牧ノ戸峠レストハウスは、やまなみハイウェイの最高峰(標高1,330m)です。
![牧ノ戸登山口](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
九重連山の登山口になっていて、シーズン中は200台の駐車場は満車状態です。
![やまなみハイウェイ 沿道のススキ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
牧ノ戸峠付近の路肩には、駐車場からあふれた車がたくさん停まっています。
![やまなみハイウェイ 長者原交差点](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
長者原
![やまなみハイウェイ 長者原ビジターセンター](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
牧ノ戸峠から山を下ると、景色が一気に高原の風景に変わります。
![やまなみハイウェイ タデ原湿原](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
広い湿原が広がるのが、長者原(ちょうじゃばる)です。
![やまなみハイウェイ 長者原の直線](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
やまなみハイウェイを象徴するのが、長者原の先にある直線道路です。
![やまなみハイウェイ 混雑する長者原道標](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
長者原の道標は、SNS写真撮影スポットとして、あまりにも有名過ぎます。
![やまなみハイウェイ 長者原道標](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
飯田高原
![やまなみハイウェイ 飯田高原の直線区間](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
長者原を過ぎると、しばらくは傾斜の少ない高原地帯を走ります。
![やまなみハイウェイ 飯田高原道標](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
道路も直線的に、設計されています。
![やまなみハイウェイ 飯田高原](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
朝日台レストハウス
![やまなみハイウェイ 朝日台レストハウス](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
朝日台レストハウスは、やまなみハイウェイ開通と同時に開業しています。
![やまなみハイウェイ 朝日台レストハウス](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
2017年(平成29年)ごろまでは営業していたのですが、令和時代になってから休業中です。
![やまなみハイウェイ 朝日台道標](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
平成時代までは、水分峠レストハウス、三愛レストハウスとともに、やまなみハイウェイの定番スポットでした。
![やまなみハイウェイ 朝日台レストハウスの広告塔](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
小田の池・山下池入口休憩所
![やまなみハイウェイ 小田の池・山下池入口休憩所](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
かつて、やまなみハイウェイの料金所があった場所です。
![山下池](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ちなみに、小田の池・山下池とも、林に囲まれていて、車道から見通せるところは限られます。
![やまなみハイウェイ 小田の池・山下池入口道標](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
蛇越峠展望所
![やまなみハイウェイ 蛇越峠付近](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
小田の池を過ぎると、山林コースに入ります。
![やまなみハイウェイ 蛇越峠展望所](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
途中、由布岳をバックに湯布院を見下ろす、蛇越(じゃごし)峠を通過します。
![やまなみハイウェイ 蛇越峠展望所からの風景](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
山林区間で見通しが効かなくなっても、見どころが用意されています。
![やまなみハイウェイ 蛇越峠展望所登り口](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
水分峠
![やまなみハイウェイ 水分峠標柱](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
水分峠はその名の通り、有明海にそそぐ筑後川水系と、別府湾にそそぐ大分川水系との分水嶺です。
![やまなみハイウェイ 水分峠レストハウス跡](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
かつては、水分峠レストハウスがあったのですが、現在は跡形すらありません。
![やまなみハイウェイ 水分峠レストハウス跡](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
それどころか、水分峠レストハウスの敷地は立入禁止で、駐車もできません。
![水分峠バス停](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
狭霧台
![やまなみハイウェイ 狭霧台付近](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
やまなみハイウェイは、水分峠からすこしだけ国道210号線と重複し、湯布院の町を抜けます。
![やまなみハイウェイ 狭霧台標柱](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
由布岳の麓を登ると、狭霧台(さぎりだい)に到着です。
![やまなみハイウェイ 狭霧台から見た湯布院](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
湯布院の町が一望できるほか、由布岳を見上げることができます。
![やまなみハイウェイ 狭霧台付近から見た由布岳](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
まとめ
![水分峠](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
旧来のやまなみハイウェイは、宮地駅前から水分峠までだったはずです。
![由布岳展望所から見た湯布院](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
現在は、別府市の国道10号線九州横断道路入口交差点までと説明されています。
![金鱗湖](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
沿線には観光スポットや温泉地が目白押しで、1日で訪れることができるのは、ほんの一部だけです。
![やまなみハイウェイ 飯田高原交差点付近](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
近くの観光地を訪れるために、やまなみハイウェイを何度も走ることになりますが、時間帯や季節で印象もガラリと変わります。
![やまなみハイウェイ 長者原のススキ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
何度でも走りたいと思わせるあたり、九州一のドライブコースというのも納得です。
![やまなみハイウェイ 長者原のタデ原湿原](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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