川内駅 2019年度駅市売れ筋2位は川内名物ちんこだんご

川内駅(せんだいえき)は、鹿児島県薩摩川内市にある、JR九州、JR貨物、肥薩おれんじ鉄道の駅です。

川内駅

2004年(平成16年)の九州新幹線開業にともなって、新駅舎が使われています。

薩摩川内市

川内駅 駅前

薩摩川内市は、かつて薩摩国の国府がおかれていた北薩の中心都市です。

川内駅前の川内橋

2004年に周辺の1市4町3村が合併しています。

薩摩川内市広域案内図

これにより、県内最大の面積を持つ、薩摩川内市が発足しています。

川内駅

その中心都市が旧川内市であり、中心駅が川内駅です。

概略

川内駅の階段

2004 年(平成16年)に九州新幹線が開業してから、利用者が増加しています。

川内駅の階段

九州新幹線ならわずか、1 時間 30分で博多駅に行くことができます。

川内駅前

当駅~鹿児島中央駅への利用者は、開業前の予想を大きく上回ります。

川内駅前

新幹線が、薩摩川内市から鹿児島市への通勤に使われているためといわれます。

川内駅売店 ちんこだんごの上り旗

どうしても気になったのが、「ちんこだんご」の上り旗です

川内駅 駅市 売れ筋ランキング

川内名物で、「しんこだんご」がなまって「ちんこだんご」になったようです。

乗入れ線

川内駅

九州新幹線

川内駅前

最速型の「みずほ」こそ、停車しない列車があります。

川内駅前のモニュメント

しかし、各駅停車の「つばめ」と特急型の「さくら」は全列車が停車します。

川内駅前のモニュメント

2011 年(平成 23 年)に九州新幹線鹿児島ルート全通で利便性が高まり、駅の利用者も増加しています。

鹿児島本線

川内駅

九州新幹線開業時に、八代駅~川内駅間が第 3 セクター肥薩おれんじ鉄道へ転換しています。

川内駅

そのため、鹿児島本線は門司港起点で鹿児島中央終点ながらも、八代駅で中断しています。

川内駅前

川内駅は、当駅〜かごしま中央駅の起点となります。

肥薩おれんじ鉄道

川内駅前

かつてのJR九州鹿児島本線、八代駅~当駅間が第三セクターに転換した路線です。

川内駅前

八代駅起点で川内駅が終点です。

JR貨物

川内駅 JR貨物のコンテナ

JR 貨物は、肥薩おれんじ鉄道の区間を使い、従来の鹿児島本線同様、直通運転をしています。

川内駅 JR貨物のコンテナ

肥薩おれんじ鉄道は全線気動車を使っていますが、JR貨物は電気機関車が走ります。

宮之城線

川内駅

宮之城線は、すでに1987年(昭和 62 年)に廃線となっています。

川内駅の跨線橋

かつては川内駅を起点とし、終点の薩摩大口駅を宮之城線で結んでいました。

川内駅ホーム

宮之城線に使用されていたホームは、新幹線の線路やホームとなっており、現存しません。

沿革

川内駅
1914年(大正3年)川内町~串木野駅間開業にともない
川内線川内町駅として開業
1922年(大正11年)川内町~西方駅間を延伸開業
1924年(大正13年)川内町~樋脇駅間を宮之城線として開業
川内線を川内本線へ改称
1927年(昭和2年)川内本線を鹿児島本線へ改称
1940年(昭和15年)川内町駅を川内駅へ改称
1987年(昭和62年)宮之城線廃止
国鉄分割民営化、JR九州、JR貨物が事業継承
2004年(平成16年)九州新幹線開業にともない新駅舎開業
鹿児島本線の八代~川内駅間を肥薩おれんじ鉄道が継承

場所  鹿児島県薩摩川内市鳥追町1-1

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