垂水駅 今はなき大隅線の遺構・垂水鉄道記念公園
垂水駅は、かつて鹿児島県垂水市にあった国鉄大隅線の駅です。駅跡は、鉄道記念公園として整備されています。1972年(昭和 47年)に、大隅線は待望されたはずの全線開通を果たしますが、わずか15年後に廃止された短命路線でした。垂水から鹿児島市へ行くのには、垂水フェリーで行くのが近道でした。 2018年(平成 30 年)にオープンした道の駅たるみずはまびらを見れば、大隅半島が自動車社会であることを実感させられます。
垂水駅は、かつて鹿児島県垂水市にあった国鉄大隅線の駅です。駅跡は、鉄道記念公園として整備されています。1972年(昭和 47年)に、大隅線は待望されたはずの全線開通を果たしますが、わずか15年後に廃止された短命路線でした。垂水から鹿児島市へ行くのには、垂水フェリーで行くのが近道でした。 2018年(平成 30 年)にオープンした道の駅たるみずはまびらを見れば、大隅半島が自動車社会であることを実感させられます。
鹿児島交通枕崎線は、かつて伊集院駅から枕崎駅を結んでいたローカル私鉄です。1983年(昭和58年)の豪雨で被災した後、全線が復旧することなく廃止されました。南薩摩の発展に貢献してきた路線の、廃線後40年近くたった各駅の状況をみてきました。
伊集院駅は鹿児島県日置市にある、JR九州鹿児島本線の駅です。2018年(平成30年)に建替えられた近代的な駅です。鹿児島中央駅まで20分足らずで行くことができ、鹿児島市のベッドタウンとなっています。かつて伊集院駅と枕崎駅を結んでいた、南薩鉄道枕崎線の起点駅でした。
志布志線は、かつて西都城駅から志布志駅を結んでいた国鉄のローカル線です。宮崎県第 2位の産業都市・都城と重要港湾都市・志布志を結ぶ重要な役割を持った路線でしたが、その役割を自動車に譲っています。廃線後30年を超えた現在の各駅の状況を見てみました。
伊崎田駅は、かつて鹿児島県曽於郡有明町にあった国鉄志布志線の駅です。現在は、志布志市の有明町鉄道記念公園となっています。往時の姿がほぼ手を付けない形で残る志布志線唯一の駅跡です。開札や時刻表なども、現役時に使われていたものがそのまま残っています。
山野線は、かつて熊本県水俣市から、鹿児島県栗野町までを結んでいた、JR 九州の鉄道路線です。1937年(昭和 12年)に全通、1988年(昭和63年)に全線が廃止されています。廃線から時間が経過するほど、遺構は少なくなりますが、山野線跡にはまだ鉄道の痕跡が残っていて、当時を偲ぶことができます。
宮之城線は、かつて鹿児島県薩摩川内市から伊佐市に間にあった、国鉄の鉄道路線です。川内駅から薩摩大口駅まで、全20駅の最新状況の記事です。宮之城線の跡には、鉄道の歴史を伝えようと廃線後に建てられた施設もありますが、廃線から30年を越え当時の遺構は解体や撤去が進んでいます。
栗野線は、鹿児島県姶良郡湧水町にあるJR九州肥薩線の現役駅です。駅には物産品販売所「栗太郎館」、駅裏には観光地の丸池湧水があるため、栗野駅の跨線橋は通路を兼ねています。そのため、有人駅で改札がありますが、構内へ通路として入退場できるようになっています。
川内駅(せんだいえき)は、鹿児島県薩摩川内市にある、JR九州、JR貨物、肥薩おれんじ鉄道の駅です。2004年(平成16年)の九州新幹線開業にともなって、新駅舎になっています。2011 年(平成 23 年)の九州新幹線鹿児島ルート全通でさらに利便性が高まり、利用者が増加しました。
水俣駅は、熊本県水俣市にある肥薩おれんじ鉄道の駅です。2015年(平成27年)に駅舎を改装していて古さを感じません。かつては、鹿児島県の栗野駅を結んでいた山野線の起点駅でした。水俣駅の正面にあるのが、チッソ(現:JNC)水俣工場です。
薩摩永野駅は、かつて鹿児島県薩摩郡さつま町にあった国鉄宮之城線の駅です。近くに永野金山があり、大きな町であったため、宮之城~薩摩大口間の路線を結ぶ際、永野町を経由するように鉄道がつくられました。スイッチバック式の駅で、現在もシーサスクロスポイントが残されています。
霧島神宮駅は、鹿児島県霧島市にあるJR九州日豊本線の駅です。同市牧園町の霧島温泉駅と名前は似ていますが、違う路線で直通列車はありません。駅名のとおり霧島神宮を意識したデザインです。しかし、霧島神宮までは約7kmあるので、バスかタクシーで向かうのが一般的です。