蛭児(ひるこ)神社は、鹿児島県霧島市隼人町にある神社です。
![蛭児神社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
大隅国の二の宮で、地元の方の愛称は「にのみやさん」です。
ご祭神
ご祭神は、姫児尊(ひるこのみこと)です。
![蛭児神社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
蛭児命は、国造りをされた、伊邪那岐尊(いなざきのみこと)と伊邪那美尊(いざなみのみこと)の第一子です。
![蛭児神社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
船で流された姫児尊は、漂着した地で根付き、やがて森となりました。
![奈毛木の森](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
この森を奈毛木の森(なげきのもり)とよんでいます。
![奈毛木の森の絵](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
大昔から大隅国で最も景色の良い場所といわれています。
ご利益
姫児(ひるこ)は、恵美須(えびす)とも読まれており、蛭児尊をまつる神社では、えびす神社を名乗るところも多くあります。
![蛭児神社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
福徳・漁業・航海・商売の神さまです。
歴史
創建は古く神代といわれています。
![蛭児神社のクスノキ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
近くの遺構からは、奈良時代の銅鏡が複数枚みつかっています。
![蛭児神社のクスノキ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
現在の社地は 1750年に遷座したものといわれています。
![蛭児神社のクスノキ](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご神木のクスもこのころ植継いだものと考えられます。
![金筋竹](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
境内の金筋竹は、節が金色になるめずらしい竹です。
![日当山温泉郷入り口](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ご祭神の姪児尊が、つりざおとして使っていた竹が活着したものといわれています。
![日当山温泉入り口の木之房交差点](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
また近くの日当山(ひなたやま)温泉は、ご祭神が療養したという言伝えが残っています。
神代のクスノキ
奈毛木の森の入り口には、神代(かみよ)のクスノキがまつられています。
ご祭神が漂着し、奈毛木の森の元となったクスノキです。
![神代の楠](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
長い年月のうちに枯れて根株のみが残っています。
社殿
社叢(しゃそう・鎮守の森のこと)は大きいですが、社殿はシンプルです。
![蛭児神社](https://haradaoffice.biz/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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観光パンフレット
リンク先から霧島市の観光パンフレットをお取り寄せできます。
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