むかし人間がつくったもので、現在に残される痕跡を遺構といいます。
そのうち、管理されなくなり荒れ果てたものを廃墟といいます。
そこにある遺構は何のためにつくられ、どういう歴史をたどったのか?
興味がある方も少数派ながら、いらっしゃるようです。
そこで、遺構探訪が楽しくなるような本をみてきました。
おもひで校舎
全国各地に点在する子供たちのいない学び舎…
ひっそりと静かに杤ちていく24もの廃校。
寂れた木造の校舎、草木が生い茂った校庭…
土砂まみれになった教室に錆びついた机や椅子…
時間の止まった幻想空間を捉えた貴重な記録!!
写真集史上、最も痛切なノスタルジー
母校の最期を見届けてください。
廃校遺産 the ruins of a school
その学び舎は子どもたちにとって世界の中心だった・・・
山間と海辺の限界集落で静かに眠る忘れじの校舎を
[itemlink post_id=”11741″]カメラに焼きつけ郷愁と愛惜の空間に心を誘う紀行文集。
消えゆく廃校を記録した貴重な写真を多数掲載!!
美しい廃墟 日本編
耽美な世界観を表す日本の廃墟たち!
日本全国の美しい廃墟を集めた写真集です。
子供たちが学んでいた片鱗を残す学校、
残された医療機器が生々しい病院、
もう誰も来ることのない寂しさを湛えた遊園地、
[itemlink post_id=”11743″]お客が離れ荒れ果てたホテル、
大きな錆び付いた機械や堅牢な構造がむき出しになった工場、
人々から忘れられた集落など、
日本各地の幻想的、神秘的に感じられるような美しい廃墟を厳選し一冊にまとめました。
朽ちゆく世界の廃墟
時に飲まれゆっくりと朽ちてゆく人工物。
鉱山、列車、船、施設等、廃墟と化した約50個所を紹介。
[itemlink post_id=”11745″]ケネコット鉱山跡(アメリカ)/ボディ(アメリカ)/カサグランデ鉱山(アメリカ)/デイヴィス・モンサン空軍基地(アメリカ)/クライン・キュラソー島(オランダ領)/パラナピアカバ(ブラジル)/列車の墓場(ボリビア)/ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナ(パラグアイ)/ヴィラ・エペクエン(アルゼンチン)/グリトビケン(イギリス領サウスジョージア島)〔ほか〕
世界のすごい廃墟
スコットランド独立戦争の舞台となった「アーカート城」、世界最大級のダイヤモンド採掘場「ミール鉱山」、一瞬にしてゴーストタウンと化した悲劇の村「オラドゥール=シュル=グラヌ」、
[itemlink post_id=”11747″]ヒトラーも入院していた森の奥に建つ美しい廃病院「ベーリッツ・サナトリウム」、日本の近代化を支えた朽ち果てた無人島「軍艦島」etc…
世界中の魅力的な廃墟45件を紹介します。
産業遺産JAPAN
日本の急速な近代化を支えた、数多の産業遺産。
あるものは忘れ去られ、あるものは観光地化し、あるものは今も現役でその使命を果たし続けている。
[itemlink post_id=”11749″]軍艦島、富岡製糸場などの世界遺産から、根岸競馬場、摩耶観光ホテルなどの非公開スポットまで、全国25ヶ所においてドローン等による空撮を含む特別取材を敢行。
多数の未公開写真に加え、各遺産の過去の写真を収録。
モノと記録の双方から産業遺産の価値を再検証するヴィジュアル・ブック。
廃墟旅
廃墟取材のエキスパート、N&Nコンビがポンコツトラックに乗って旅に出た。
[itemlink post_id=”11751″]日本橋〜大阪間延べ2,000Km、9日間をかけて1都2府8県を走破した諸行無常の東海道廃墟旅。
廃墟ディスカバリー
人気サイト「廃墟ディスカバリー」の運営者である、小林哲朗氏の写真集です。
[itemlink post_id=”11753″]未公開の作品も多数含んでおり、サイトとはまた違う魅力がたっぷりつまった内容になっています。
廃墟ディスカバリー2
人気サイト「廃墟ディスカバリー」の運営者である、小林哲朗氏の写真集。
廃墟ディスカバリーの続編です。
[itemlink post_id=”11756″]未公開の作品も多数含んでおり、サイトとはまた違う魅力がたっぷりつまった内容になっています。
廃墟本 THE RUINS BOOK
廃墟取材のパイオニアがついに電子化!!
迫力のビジュアルで全192ページ余すとこなく廃墟の魅力満載。
[itemlink post_id=”11767″]一部のモノクロページは電子化にあたりカラーで収録した電子特別版となっている。
恐怖と緊張の狭間で、廃墟に纏わる因縁を丁寧に解き明かす、これがミステリー!! 廃墟探訪は推理小説を凌駕する!!
変わる廃墟写真集
この写真集で廃墟の印象が美しさに変わる!
「変わる廃墟展」公認! 変わる廃墟写真集
[itemlink post_id=”11770″]第一線で活躍する廃墟写真のアーティスト15名のその瞬間の美しさを撮影した作品を集めた写真集です。
2015年から開催されている「変わる廃墟展」公認、 この写真集を見ると、廃墟の印象が、暗くて怖いものから、息を呑むほど美しいものに変わる。
廃墟探訪
建物の来歴は知らずとも、ああだこうだと廃虚に至る前史を推理するのは楽しいものだ。
妖しの廃墟を探訪することは、一冊のミステリーを読むにも勝る興趣がある…。
廃墟ブームの真打ち登場!?腐朽之美学廃墟探訪記厳選34件。
[itemlink post_id=”11772″]恐怖、緊張…。戦慄のマンション廃墟など、日本全国の廃墟から34件を厳選。
廃墟を巡った男たちが見た荒廃の世界とは?
『Gon!』誌上で好評連載を博した「廃墟ドキュメント」を1冊にまとめる。
まとめ
廃墟というと、心霊スポットや事件現場という、暗いイメージがあるのも事実です。
しかし、廃墟マニアの方たちは、廃墟を美しいものとして楽しんでいます。
見方を変えるだけで、探訪問が楽しいものへ変わります。